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不良中年倶楽部

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マドンナGET!

1980年1月 モデル「M美」

約2年ぶりに逢った「M美」は数年前、我が中学校のマドンナでした。
俺は中学生の時に、女子に全然相手にされていなかった。
「M美」は俺の相手をしてくれた唯一?の女子でした。
中学卒業、俺とは別の高校に進学した。
「M美」は高校進学後にも、地元の他の高校でも有名の存在になっていた。
そんな「M美」が中学時代に俺の相手をしていてくれたのは、未だに不明です。

「M美」は高校卒業後に、ファッション雑誌の「JJ」のモデルになったのですが、
高校卒業直前、自動車教習所で1年ぶりに再会して上京することを知らされました。
その時、東京の住所と電話番号を書いた紙を渡されました。
でも、当時のマドンナ「M美」と俺とのギャップを感じていたので、
からかわれていたのだと思っていました。

同窓会が始まると当たり前のように「M美」のところに男子全員集合・・・
俺だけが「K美」(中学時代の憧れの人)の所に・・・。

すると、「M美」が自分の所に来て
『私を避けてるのは、私のこと嫌いなの???』
綺麗な女性はプライドが高い!
そこを利用した作戦「綺麗な女性は無視をしろ!」
『好きに決まってんだろ!!!』
『私の事、本当に好きなの?私は○○(俺の名前)が東京に来てくれるの待ってたのに・・・』
これは、GET???
『分り易く証明してやるよ!此処にいる男全員を敵に回してやるよ!!!』
『えっ???』
『おーい!みんな聞け!今日から「M美」は俺の女だ!!
 その証拠にKISSするところ見せてやる!!』
『CHU~ッ!!!』
当然、男子全員から殴られるは蹴られるは・・・。
ついでに「K美」にもビンタ頂きました!

その後、T高速道路果「N」IC近くのHOTEL「G」へ直行!
久ぶりに気持ちいいエッチ!
一泊した後、「M美」が東京に帰るまで2日間一緒にいて、
新幹線「M」駅のホームで「M美」が囁いた。
『今度は、○○(俺の名前)が東京に来てよ・・・!』
まだこの時、本当に夢を観ていると思っていた・・・。

2週間後東京に行った。
六本木のDISCO「G」へ行き、自慢のダンスを披露。
そして、「チークタイム」ナンバーは当時の定番「シークレット・ラブ」
「M美」を抱きしめ踊りながら「本当に自分の彼女なんだ!」と実感!!

遠距離恋愛をし始めて3ヶ月が経った頃
『私、M市に帰る!』
「M美」は突然言い出した・・・。
・・・困惑・・・俺のため???
実家に帰ってくるのかと思ったら、
俺の家から歩いて3分の所にあるアパートを借りた・・・ビックリ!
アパートでの初夜、「M美」は変なことを言いました。
(結果的にこれが2年半後の破局に繋がった・・・。)
『私との結婚は考えないでね、私も考えないから・・・。
 考えたら別れるから・・・貴方とは楽しく過ごしたいから・・・。』
当時、俺は実家とS市の会社の独身寮と半々の生活をしていたのですが、
家に帰ってきたときは、彼女の家に泊まるという半同棲生活になりました。
自分は毎週末になると、DISCOでフィーバー(死語)していたので、
いつも彼女の所に、帰るのは明け方(女の子GETできればHOTELにお泊り)

でも、何をしても怒らなかったなー・・・。
どんな時にも優しくて、殿様のように扱ってくれたし・・・。
デートしてても、通り過ぎる男たちが振り返るくらいキレイなので、俺は有頂天!

幸せ気分で過ごした1年半後・・・妊娠・・・堕胎・・・。

この頃から、「M美」は変わっていきました。
部屋の中のすべてが「新婚さん!いらっしゃい!」の部屋状態に・・・。
その後1年後、「M大社」のお祭りに一緒に行こうと約束していたのに、
俺の仕事が遅くなってキャンセル。
それがターニングポイントだったのかな?

そして、運命の9月4日を迎えたのです。
「M美」のお姉さん夫婦から電話があり(旦那は俺の幼馴染で今でも兄弟付き合い)
アパートへ行ってみると・・・
そこには、今まで見たことない「M美」の変わり果てた姿が・・・。
包丁を握り締め、似合わない恐ろしい形相で・・・振るえながら、・・・。
『結婚するか、一緒に死んで!!』

その姿を見た時に、不思議と怖さは感じなかった・・・だから・・・
『刺してもいいよ・・・そこまで追い込んでしまったのは俺だから・・・
 でも結婚はできないヨ・・・最初の約束があるから・・・。』
とアパートを出た。・・・涙が込み上げてきた・・・。

今思えば、くだらねー意地を張っちゃたかなと思うことあるけど・・・。

その後、「M美」は結婚して大阪に居ます?!

別れて11年後、お姉さん夫婦のお父さんが亡くなり
葬式で再会したけど、相変わらずキレイでした。

「M美」との付き合いが、俺のその後の人生を変えました!

それから「不良中年」の歴史が始まった・・・!


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